後期つわりとは?
後期つわりとは、8か月以降に大きくなった子宮が胃を圧迫し、妊娠初期と同じような消化器症状が現れることを言います。胃が圧迫されることによって、消化管の動きが悪くなり、胃酸も逆流しやすくなります。その結果、吐き気、嘔吐、胃もたれ、胸やけなどの症状が現れます。後期つわりの終了時期には個人差がありますが、赤ちゃんが子宮口へ下がってくると胃の圧迫が軽減してつわりの症状はなくなっていきます。私の場合は、ちょうど臨月に入った頃に後期つわりがすっきりと終わりました。
後期つわりへの対処法
- 食事の1回量を減らして食事の回数を増やす
- 消化の良いものを食べる
- 食後すぐに横にならない
- 気分転換をする
食事の1回量を減らして食事の回数を増やす
食べ過ぎには注意し、少なめの食事を1日5回に分けるなどして調整していきましょう。また、よく噛んで食べることで胃腸への負担を軽減しましょう。
消化のいいものを食べる
基本的なことですが、脂っこい食べ物は控えてさっぱりした食べ物を中心に食事をしましょう。個人的にですが、食欲が低下している時のおすすめは果物です。特にりんごが食べやすいです。ぜひ試してみてください。
食後すぐに横にならない
胃酸が逆流しやすい状態にあるので、食後30分〜1時間は座って消化を待ちましょう。斜め45度くらいの楽な姿勢(ファーラー位)で座ってみてください。
気分転換をする
気分転換はあまり関係ないように思えて後期つわりの悪化に大きく関係することがあります。後期つわりの症状が強い人ほど気分転換は重要です。後期つわりが現れると、「やっと乗り越えたつわりがまた来た…」と落胆します。しかも、後期つわりがない妊婦さんもいるので「なんで私だけ…」と悲観的になりやすいです。さらに、妊娠経験のない人はとつわりは初期だけと認識していることが多いため、理解されにくいのです。私の場合、再び現れたつわりでまたしても仕事が思うようにできなくなり、職場に迷惑をかける日々が始まりました。気持ちが落ち込むとストレスで症状は悪化し、食事は1回に2口しか食べられなくなり、食後に激しい動機と呼吸苦が現れるようになりました。このように、軽度の後期つわりがストレスによって重症化することもあります。妊娠中は心も体もデリケートでなのでストレスは大敵です。自分にはストレスがないと思っている妊婦さんも知らず知らずのうちに負担がかかっているかもしれません。ストレスがないに越したことはないので、すべての妊婦さんが気分転換をすることを推奨します。
絶対に無理はしないで
妊婦の皆様、初期のつわりを乗り越えてお腹の子をここまで守り育てたことに誇りを持ってください。妊娠後期、ラストスパートに入ります。働いている妊娠8か月の方は産休が目の前に迫っています。最後の最後に後期つわりで体調を崩して急に休むことになっても全然OKです。職場の人が何と言おうがお腹の赤ちゃんが一番大切です。無理をして何かあってからでは遅いので、自分の体調に合わせて自分のペースで残りの妊婦生活を過ごしていきましょう。
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